
更新:2024-12-12
#00耐震補強と耐震スリット工事についてで記載したとおり、日本は複数のプレートが交差する地点に位置しているため、年間で数千回もの地震が発生します。過去には1995年阪神淡路大震災、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、最近では2024年の能登地震など大きな人的被害を引き起こしました。
地震の被害は、1次災害と2次災害に分類されます。
1次災害:建物の倒壊、地滑り、液状化など
2次災害:津波、火災、ライフライン寸断など
特に1995年、2016年、2024年の大地震では人的被害の約8割が建物倒壊に起因していることが明らかになっています。つまり建物が倒壊しないことで、1次災害による人命被害を減少させられるほか、避難経路が確保され救助される人命が増え2次災害による火災や津波による被害確率が減少するのです。
このように日本において、建物の耐震化がいかに重要であるかが分かります。
つづき#02. 耐震補強の目標と役割へ
弊社は耐震スリット工事の中でも、耐震スリットにより特化した【ノンピック工法】を使用した工事を行っております。
ノンピック工法について、詳しくご覧になりたい方はコチラ
ノンピック工法と他のスリット工法の比較等をまとめた動画はコチラ