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よくある質問

あと施工耐震スリット工事について

A. 現在の新耐震基準に合わせた計画のもと、必要な耐震スリットを設けることで建物全体のバランスを保ち、大きな地震から建物の柱や梁のせん断破壊を防止する目的があります。

A. 専用の切削機を使い、穿孔作業、特殊切削ビットで回転しながらコンクリートを削り、コンクリート壁に耐震スリットを設けています。

A. 過去の地震において、マンションなどのRC造(鉄筋コンクリート造)建物で、柱がせん断破壊する被害が多く見られました。これは、本来計算に入っていない「腰壁」や「垂れ壁」が柱と一体化していることで、地震の際に柱へ過度な力が集中してしまうことが原因です。あと施工耐震スリット工事は、既存のコンクリート壁に専用の切削機で隙間(スリット)を設けることで、柱を壁から解放し、建物本来の耐震性能(しなやかさ)を発揮させるために行います。

A. はい。あと施工耐震スリット工事のノンピック工法であれば、基本的には居住した状態(居ながら施工)での工事が可能です。居住者様のプライバシーを守りつつ、普段通りの生活を維持したまま工事を進められます。

施工・技術について

A. ノンピック工法は、あと施工耐震スリット工事において外壁側からの非貫通工事による施工によって、完全スリットと見なすことができる工法です。この工法は、日本建築防災協会の技術評価認定工法であり、JASO耐震総合安全機構の推奨品として認められています。

A.

  • 完全スリット:壁をコンクリートの厚み分すべて切断します。確実な縁切りができますが、内装を傷つけたり、室内側への養生・復旧が必要になるケースがあります。
  • 部分スリット(NP工法など):室内側の内装材やウレタン、あるいはコンクリートを数ミリ〜数十ミリ残して切削します。これにより、室内側の工事や引っ越しが不要になり、完全スリットと同等の耐震評価を得ながら、コストや工期を大幅に抑えることができます。

A. NP工法を用いて、外壁側から“内装材・ウレタン吹付材残し”という要望で施工した現場もあります。つまり残存壁厚0mmでも可能です。ただ、コンクリートや建物自体の経年劣化などを考慮すると、内部浸水の可能性もありますので、当工法では躯体30mm以下残しを推奨しています。

A. NP工法で3~5m/日、NP3L工法で5~7m/日です。現場状況、施工条件等により違いはあります。

A. 作業場所が狭い場合に使用する切削機があります。条件としては、施工予定の耐震スリットから左右350mm以上・奥行方向に400mm程度のスペースがあれば作業可能です。

A. スリットを設けた隙間には、必ず「耐震スリット材(耐火材)」を挿入し、その上から「シーリング材(防水材)」を充填して美観と防水性を確保します。そのため、工事完了後に雨水が浸入したり、風が吹き込んだりする心配はありません。

環境・安全について

A. 詳細等をご覧になりたい方は、こちらのサイトへ(株)ロンビックジャパン

A. 施工時に発生した廃水(コンクリートの削り粉が混ざった水)は、そのまま排水溝に流すことはありません。施工で排出したものは回収し、専用のタンクに一時保管するか、処理装置で環境基準に適合するよう中和・ろ過処理を行い、その後産業廃棄物として適切に処分いたします。

A. スリット長1m切削深さ100mmあたり50L程度です。(在来工法は100L/m程度)作業で排出されるノロ廃水はまとめて貯め置き、元請様にて処理して頂いています。