#05 まとめ:耐震補強と耐震スリットについて
更新:2024-12-23前回#04耐震...
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更新:2024-12-23
日本は複数のプレートが交差する地点に位置する地震が頻繁に発生する国です。年間で数千回もの地震が発生し、これまでも大きな地震が起こるたびに甚大な被害を受けてきました。
過去の大地震では、特に建物に関連する被害が多く報告されています。都度建築基準法が見直され、建物の耐震性が向上してきました。現在も課題を解決すべくさまざまな耐震補強工事が提案されています。例えば、補強ブレース、鉄筋コンクリート壁補強などです。
その中でも、近年注目を集めている方法として「耐震スリット工事」があります。
耐震スリット工事は、建物の壁や柱にスリット(切れ目)を入れることで、地震の揺れを吸収・分散し、構造物にかかる応力を軽減する手法です。この方法の最大の利点は、コストを抑えながらも工期が短く、効率的に耐震性を向上させることができる点です。(※但し、すべての物件で耐震スリット工事が適用できるということではありません。)
耐震スリット工事に関する詳しい研究や技術の進展により、今後さらに多くの建物での活用が期待されています。
(2024年11月18日放送のNHK「クローズアップ現代」で取り上げられました。)
今回は、全5回に分けて耐震補強工事と耐震スリット工事について詳しくお話していきます。
#01なぜ耐震化が必要なのか
#02耐震補強の目標と役割
#03耐震補強のメリットとデメリット
#04耐震スリット工事のメリットとデメリット
#05まとめ:耐震補強と耐震スリット工事について
弊社は耐震スリット工事の中でも、耐震スリットにより特化した【ノンピック工法】を使用した工事を行っております。
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